家計簿をつける
家計簿をつける意味は、ライフサイクルコストを知り、過去のライフサイクルコストを比較しながら節約に努めていく検討材料にできることにあると思います。 もう少し具体的言いますと、毎週・毎月・毎年、いったいいくらのお金を使っているのか把握していくことによって、例えば、「先週と今週では生活内容は大して差異がないのに、支出が大きく増えたのは何故だろう」「昨年の冬と今年の冬では、大きく電気代が違うが、無駄な使い方がないか」という具合に、前例との比較分析が可能となり、改善する余地を見出すことができるのです。
家計簿をつける・・・面倒くさいなぁって思う方も少なくはないでしょう(実は、わたしもつけるのはとても面倒です!)。 まずは、家計簿を用意しますが、書店等で売っている市販の家計簿は一番便利ですし、最近では便利なパソコンソフトも出ているようです。 また、普通にノートやレポート用紙等に自分なりの書式を設定して記入していくのも結構でしょう。 要は、ご自分にあったスタイルで記録していくことが長続きの秘訣ではないでしょうか。 次に、家計簿に記入する内容ですが、お金は項目毎に分類します。これは、前述の「いったい、なんのお金が出て行っているのか」と把握するために重要なポイントです。
しかし、あまりにも細かく分類しますと、それこそつけるのが面倒ですし、手計算の場合は、後で合計計算するときに合わなくなってくる恐れもありますので、気をつけたいところ。
次に分類する7項目ぐらいで充分に把握できると考えられます。
| @ 本生活費(食料、光熱費など) |
A 住居費(家賃あるいは住宅ローンなど) |
| B 教育費(学校や塾などの教育費) |
C 保険料(生命保険など各種保険) |
| D レジャー・交際費(旅行や会合で使うお金) |
E その他費(一時的な支出) |
| F 貯蓄額 |
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手取り収入から、上記@からEまでの毎月出て行くお金の合計を差し引くと、貯蓄可能な額Fとなるわけですが、家計簿をつけることで収入とさまざまな出て行くお金をしっかり把握することができ、来月以降の貯蓄額増大が図れるのです。
具体的な節約のコツとしては、食料や衣料などの買い物の仕方を工夫する(量販店でまとめ買い、ポイント制度の店を利用する)、電話やインターネットの利用形態を変更する(携帯電話の家族加入など)、レジャーにおける交通費を工夫する(ガソリン会員ポイント制度の利用、JRの各種とくとくきっぷの利用)などがあります。これらは、ほんの一例で様々な節約方法があると思われます。
要は、家庭毎に差はあるにせよ、使えるお金は限られているわけです。まずは現実を把握すること。 使えるお金、貯蓄できるお金のなかでこれからのライフスタイルの変化に対応していけるような計画が始められるのです。 初めは面倒くさいとは思いますが、これからHappyな生活を送るために、がんばってやってみましょう。
リスクに対する保険料
一生涯の家計のなかで支出を軽減できるものは何かと考えた場合、多くの人に共通するものとして、次の3つが挙げられます。
住居費
教育費 保険料
これらは、家計の支出の中でも大きなウェートを占めて、長期的に続くものだからです。
については、持ち家の場合は住宅ローンの出費を減らす方法(例えば低金利な金融機関への借換え)を検討することが挙げられます。
の教育費は、お子様の進学に伴う出費を減らすこと自体は大変難しいですね。今の時代、ローンを組んで支払いを先延ばしにするのも得策とはいえませんので、ご家族で相談してなるべく学費がかからない学校を選択するというご家庭も多く見受けられます。
さて続いて「 保険料」です。これは今回のメインテーマでもあり、保険料について、私なりの節約方法をみなさんにお伝えしようと思います。
ひとくちに「節約」といっても、『出費の重なる時期だけ安く掛けたい』、『一生涯の総額で安く掛けたい』、と人それぞれで考え方も異なってきますが、私の考えでは、まず、
『いくら保険料を払っているのか』、『この保険でよいか』、この保険に入る(掛ける)ことによってご自分の家庭にどのようなメリット・デメリットがあるのかをよく考えることが重要だと思います。
「家計を支える働き手が万が一倒れて家族の生活が困窮に陥る」というリスクを想定して加入している人の場合は、保険料を払うこと自体はムダとは考えられないので家計の節約のためにやみくもに減らすことはできません。ただし、それが支払った保険料に見合う適切な保障額なのか、また、他に同じ保障額を確保できる方法はないのか、多角的に検討してみることが大事です。例えば、(a)子供の成長時期にあった保障かどうか、(b)比較的割安な通販タイプの保険はどうか、(c)健康状態が優良なら保険料が安くなる商品に自分が該当するかどうか、といった具合です。
次に、保険料を払うこと自体がムダでもったいないと思っている方の場合。ご自分にとってどんな状態のときに一時的なお金が必要になるのかを考えてみてください。
例えば、(d)60歳から公的年金がもらえないことが確実なので預貯金以外で確保したい、(e)短期的な入院ならば貯金で賄えるが、長期に及ぶようなら収入の不安も出てくるし貯金だけでは不安だ、(f)病気のなかでも特にガンについての保障だけはどんな状態のときでも(初期の状態でも)支給されるようにしたい、(g)介護を受ける状態になったら誰にも迷惑を掛けたくないから、軽度でも支給してもらいたい、などです。
しっかり具体的に検討してニーズに合った保険を選択していけば、ご自分にとってもご家庭にとっても、けっしてムダな保険料にはならないのです。ただし、あれもこれもと条件設定を欲張ると、家計の圧迫も招きかねませんので、優先順位をつけて考えましょう。
現代ではインターネット等によって、豊富な情報を簡単に入手できます。少々の手間は惜しまないで数社の商品を比較検討したうえで、家計の支出の負担にならないような適切な保険商品選択していきましょう。
住宅ローンについて
最近の傾向としてみられるのは、金利が2%を切ってきたところがあったり、繰上げ返済の際手数料が無料となっているところがあったりする点。これは借り手側にとっては喜ばしいことです。ただし、キャンペーン期間中のみに限ってというところもありますので、チェックは欠かさないほうが良いと思います。店頭金利よりも優遇されることも多いですし、カウンターのある銀行でしたら、直接窓口で聞いてみることも必要です。
さて、固定か変動かとんなタイプのローンを選ぶかですが、3つの考え方があると思われます。

この景気だから、より長い間の低金利を確保したいと望まれる方は10年や20年の長期の固定金利を選ぶこともよいでしょう。

まだまだこの低金利は続くぞ、と考える方は1年、3年から5年の固定金利にし、併せて繰り上げ返済を積極的に行うことも良いかと思います。ただし、まだこの低金利が続くと思われる方は短期の固定金利にして、次回の状況を平行してチェックし続けることも必要でしょう。

変動金利を選ぶと、今後の金利上昇の可能性を多く作ることになって従来の考えでは不安な面もありました。最近では上限付きの変動金利住宅ローンもありますので、検討材料の一つとみることも可能です。
以上の3つうち、どのタイプが良いかは、その人の価値観や家族状況や生活状況、どの時期にどのくらいの金額を繰上げ返済を行うかどうか、などによって異なりますので一概には判断できません。これからの厳しい経済状況や所得の伸び悩みのことを考えて(たとえば私のように子供の教育費がかかる家庭はそれもふまえて)、かつ今後の家計の出費を想定しながら、無理なく支払えるように計画しましょう。もちろん余裕が生じたら繰上げ返済を適宜行うこと。ご家庭の支出計画にあわせて、様々なタイプによるローン返済を比較して考えてみてください。
<<住宅ローンのポイント>>
@ 借りられる金額ではなく、支払える金額で。
A 長期にわたるものなので、金融機関の選別を。
B
保証料や火災保険料など、手数料はできるだけローンに組まない(その分支払う利息が多くなる)
C 繰り上げ返済をする際の手数料がないところを選ぶ(可能ならば)
D
金額が不確定な賞与に負担をかける返済計画を組まない。(今回のように社会保険料の負担が増えることは今後も予想されることもふまえて)
ポイント

あらゆる想定をしてみる。(例えば収入が減った、働き口がみつからない、希望の住宅が見つかった場合、見つからなかった場合、子供の進学に思ったよりお金がかかることになった場合)そうすれば、万一苦しい状況に陥ったときでも慌てずに対処する方法を考えられるはずです。

うまくいかなかったとしても焦らない。意識を持ち出しただけでもかなり物事は進んでいます。

生活費を節約することは大事ですが、時々は予算を決めて外出したり、心の休息をしましょう。(節約した分の何割かで行うととても気分も良いものです。)

将来のために節約をするとしたら、今までの話だけでは不十分なことも多いようです。そのときには自分の収入を作ったり、より多くの時間に仕事をしたりすることも必要だと思います。そのことを念頭において今後のために仕事や就職、転職に必要な知識等を身につけることは必要となるでしょう。
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