お茶の種類や特徴、楽しみ方のベーシックな知識をお届けします            
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緑茶と紅茶、ウーロン茶の違いは?

この世に「お茶の木」はありますが、「紅茶の木」や「ウーロン茶の木」は存在しません。緑茶、紅茶、ウーロン茶は、同じツバキ科の常緑樹・カメリアシネンシスという木の葉が原料で、その違いは葉の加工法で生まれるのです。もちろん現在ではそれぞれのお茶に適した品種改良が進んでいますが、もともとは同じものなのです。摘んだ葉を発酵させずに乾燥したものが緑茶。発酵させてから乾燥したものが紅茶。その中間で半発酵の状態で乾燥させたものがウーロン茶というわけです。

   
水道水でおいしいお茶を入れる

日本の水は硬度20〜80の軟水が多いので、水道水でも充分おいしいお茶を入れることができます。ただし鉄分やカルキなどを含まない無臭の水がいいので、浄水器があるなら使うのがベストです。浄水器がない場合には、蛇口をあけて1〜2分放水してからやかんに水を汲み、やかんのフタをはずして2〜3分沸騰させましょう。

沸騰ポットでもカルキ抜きはできますが、長時間保温すると温度が下がり、水に含まれている空気も抜けてしまうため、おいしいお茶が入れられません。お茶を入れる水は「汲みたての新鮮な水」の「沸かしたて」を「適温で(必要があるなら冷まして)」使いましょう。

 
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特に紅茶は、茶葉のうまみをよりよく引き出すために「ジャンピング」現象が大切といわれています。ジャンピング現象とは、茶葉に湯を注ぐと茶葉が浮かび上がり、踊ってやがて底に沈むこと。これは、ポットに注がれたお湯に含まれた空気が対流を起こすことから生まれます。ですから「新鮮な空気をたっぷり含んだ水」、すなわち汲みたて、沸かしたての水を使うことが大切です。沸騰させすぎたお湯や湯沸かしポットに入れたまま時間のたったお湯、ペットボトルの水では、水の中に溶けている空気が不足です。またミネラルウオーターは水の硬度の問題があります。浄水器を通した水道水を汲んですぐ、やかんで沸かして使用するのがいちばんです。

 
 
お茶の保存法

お茶は新鮮なものを少量づつ購入するのがベストですが、まとめて購入したときには、なるべく小分け(100〜200g単位)に梱包し、湿気を防ぐ気密性の高い容器に入れて冷暗所で保存しましょう。

保存場所は冷蔵庫が最適ですが、冷蔵庫を利用するときには、容器をビニールテープなどで密封し、他の食品の匂いが移らないように注意しましょう。